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こんなときはどうする?
着物を着たときには、シミを付けないよう十分気を付けているのですが、知らないうちに、ついうっかりして、シミや汚れが付いてしまいます。
(カッコ内はお手入れ方法です)
- シミが付いたと意識しなくても、空気中のちりやほこり、煤煙や油煙、タバコの煙や排気ガスなど目に見えない小さな粒子が付着します。
- 物にふれることが重なると、汚れとして目に見えるようになります。
- 紋、刺繍、金彩加工の当て紙や芯に入れる紙は、湿気を吸ってカビの原因になることがあるので注意が必要です。
- 食べ物や飲み物をこぼしたり、雨の日の泥はねや化粧品、筆記具など外からシミとして付着するものと、汗、垢、脂質などのように人の生理機能からシミとして付着するものがあります。
- カビのように保管環境によって発生するものもあります。
- 気が付かなかったシミがあとで変色していることもあります。
- 長く着ていると着物自身や施されている加工も痛んできます。
(カッコ内はお手入れ方法です)
- シミがつきました(食べ物など)(シミ抜き)
- シミになりました(汗など) (シミ抜き)
- シミになりました(カビの発生)(シミ抜き)
- 生地が傷んだり、シミが残りました(かけつぎ・柄足し)
- 日焼けやカビで色が変わりました(染め替え・地色替え)
- 金彩加工にくっついてしまいました(金彩加工の粘着防止)
- においが気になります(におい消し)
- 刺繍が傷みました(刺繍直し)
- 古い紋が黄色くなりました(紋直し)
- 袂や膝のあたりが薄汚れてきました(丸洗い)
- こすったら白くなりました(スレときわ付き)
- 汚れを落としたら柄が消えました(地直し)
- 薬品を使ったら色が変わりました
- 保管トラブル:重ねていたら変色しました
- 保管トラブル:除湿剤は専用のものを
- 保管トラブル:日焼けに注意
- 保管トラブル:ネズミやにおい袋など
- 縮みとしわ
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